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予防歯科

予防歯科についてご案内いたします

定期的な歯科検診

歯科の定期検診は、日々のケア・歯磨きで、お口の中が清潔に保たれているかをチェックする大切なものです。毎日の学校や仕事で忙しくお金もかかるため、定期検診をきちんと受けていない患者さまもいらっしゃいます。

しかし、定期検診を受けていらっしゃる方のほうが結果的に虫歯にならず、治療の必要がないので節約になっている場合もあります。なぜなら、症状が悪化すればするほど高度な治療が必要となり、治療費が高額になるからです。

定期検診では虫歯と歯周病のチェック、歯のクリーニング、詰め物の不具合がないかなどを診させていただきます。その後、必要であれば治療も行います。定期検診をすることで早期発見・早期治療が可能となり、虫歯や歯周病を放置することがなくなるため、治療を行うことになっても抜歯をせずに済むことが多くなるでしょう。

歯のクリーニング

定期検診で行う、歯のクリーニングをご存知でしょうか。歯のクリーニングでは、たばこのヤニ・茶渋などの歯の汚れ、歯垢や歯石など、毎日の歯磨きでは落しきれない歯の汚れを歯医者の専門の機材でお掃除します。汚れを落とすことは、虫歯や歯周病の予防となります。

歯のクリーニング

欧米諸国では、年に数回は定期検診で歯医者を訪れ、歯のクリーニングを行うのが一般的です。仕上がりは、とても爽やかで歯がツルツルになります。

当院では開院以来、虫歯・歯周病の予防に力をいれており、3ヶ月~6ヶ月に1度は歯科医院での定期検診(メンテナンス)を受けていただくことをおすすめしています。10年以上メンテナンスを継続してご来院いただいている方もたくさんいます。患者さまと二人三脚でお口の健康づくりを行っていきたいと思っています。

フッ化物歯面塗布

虫歯予防を心がける皆さんは「フッ素」という言葉を、聞いたことがあると思います。フッ素を歯に塗ってもらう(フッ化物歯面塗布)、フッ素の水溶液でうがいをする(フッ化物洗口)、テレビCMなどでもフッ素入りの歯磨き剤を目にしていることでしょう。

フッ化物歯面塗布のイメージ

このフッ素には、主に3つの虫歯予防作用があります。歯の質を強くする効果、再石灰化、むし歯の原因菌が酸を出すのを抑える作用です。しかし、フッ化物歯面塗布は単に1回受けても効果は得られません。定期的に継続する必要があります。乳幼児に定期的に継続してフッ化物歯面塗布を行った場合、むし歯をほぼ半分に減少させたという報告もあります。

最近は、ほとんどの歯磨き剤にフッ素が含まれていますので、毎日の歯磨きに利用している方もたくさんいらっしゃると思います。歯科医院では、比較的高濃度のフッ化物溶液やジェルを歯科医師・歯科衛生士が歯面に塗布することで、虫歯の予防効果をさらに高めていきます。

毎日の歯磨き、そして歯科医院を定期的に利用して、虫歯・歯周病から大切な歯を守ってほしいと思います。

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